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Raspberry Pi OSをVMware-workstation-16.1.1にインストール
はじめに
Windows 10 Pro x64
VMware-workstation-16.1.1
2021-01-11-raspios-buster-i386.iso
の組み合わせで作業しています。
・OSのインストール
・IPアドレスの設定
・teratermでsshでログイン
まで行います。
インストールするOSは、正確には、
「Debian Buster with Raspberry Pi Desktop」
になります。
【OSの名称について】
2020年5月に正式名称がRaspbianからRaspberry Pi OSへ変更され、PCとMac向けのRaspbianについても、Raspberry Pi Desktopへと変更されました。(Wikipediaより)
OSのisoファイルをダウンロード
https://www.raspberrypi.org/software/operating-systems/
からダウンロードします。
ノートパソコンの画像があるところまでスクロールすると、
「Debian Buster with Raspberry Pi Desktop」
とありますので、Downloadボタンを押してダウンロードします。
ダウンロードし終わったら、正しいファイルかどうか、sha256sumコマンドで確認できます。
Show SHA256 file integrity hash: のところと同じハッシュ値になれば、問題ありません。
※公式サイトの場合、かなり時間がかかると思われます。別の場所(特に怪しいところ)からダウンロードした場合、改ざんされてないかの確認にもなります。
Raspberry Pi OS インストール
1
iso(2021-01-11-raspios-buster-i386.iso)を選択して「次へ」をクリックします。
「Linux」→「Debian 10.x 64 ビット」を選択して「次へ」をクリックします。
※CPUのコア割り当て数などに影響するみたいですが、「Debian 10.x 64 ビット」が無い場合、別のものを選択しても良いと思われます。
2
「Install」を選択します。
ここで、「Run with persistence」が初期選択されていますが、そのまま進めますと、Live CDモードのようにisoからOSが起動してきます。
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「Japanese」を選択します。
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今回は標準的なインストールで仮想ディスク1個全体を使いますので、「Guided - use entire disk」を選択します。
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仮想ディスク1個ですので、そのまま「SCSI3・・・」を選択します。
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パーティションは、/ だけで良いので、「All files in one partition」を選択します。
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/ と swap (1.0GB) で問題無いので、「Finish partitioning and changes to disk」を選択します。
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「Yes」を選択します。
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GRUB boot loader をインストールするかの選択ですので、「Yes」を選択します。
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今回仮想ディスク1個ですので、GRUB boot loader のインストール先は、「/dev/sda」を選択します。
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「Continue」を選択します。
初期設定
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「*Debian GNU/Linux」を選択します。※この状態のまま待てば次へ進みます。
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「Country」から Japan を選択します。
このとき、Language: Japanese, Timezone: Tokyo が自動選択されますので、
「Next」をクリックします。
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パスワードを入力して、「Next」をクリックします。
初期ユーザー名は、「pi」です。この時入力したパスワードが「pi」のパスワードになります。
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OSとアプリケーションをアップデートするかの質問ですが、インターネットへの接続が必要ですので、今回は、「Skip」をクリックします。
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「Done」をクリックします。
固定IPアドレスの設定
Wifiの場合、右上の↑↓の部分で設定できますが、今回は、有線LANの設定になります。
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左上のコンソールアイコンをクリックして、コンソールを起動します。
起動したら、
$ ifconfig
を入力して、LANデバイス名を確認します。
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$ vi /etc/dhcpcd.conf
にて、設定を編集します。
interface [先ほど調べたLANデバイス名(eth0)]
static ip_address=[IPアドレス/サブネットマスク]
static routers=[ルーターのIPアドレス]
static domain_name_servers=[DNSのIPアドレス]
を末尾に追加します。
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$ sudo ifconfig eth0 down
$ sudo ifconfig eth0 up
にて、LANデバイスを再起動します。
SSHの設定、接続確認
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左上のラズベリーマークをクリックして、「Preferences」→「Raspberry Pi Configuration」をクリックします。
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「Interfaces」タブをクリックします。
SSH:「Enable」をクリックし、「OK」ボタンをクリックします。
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teratermで、SSH - プレインパスワードを使う
ユーザー名:pi
でログインします。
無事ログインできました!
以下のように
$ cat /etc/debian_version $ lsb_release -a $ uname -a
とOSのバージョンを調べますと、今回インストールしたバージョンは、Debian 10ベースの「Linux raspberry 4.19.0-13-amd64」のようです。
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