# はじめに
ラズベリーパイとセンサーを組み合わせて温度、湿度、気圧のデータを取得しWeb画面にグラフを表示するシステムを構築しました。
いわゆる IoT です。 
 
・Raspberry Pi 4に温湿度気圧センサBME280を取り付けてデータをLCD 1602Aに表示する 
・<a href="https://itc-engineering-blog.netlify.app/blogs/83krb8517u" target="_blank">BME280で取得した温湿度気圧をWeb画面に表示する(wiringpi-php8使用)</a> 
の２回に分け、**今回は、センサーとLCD取り付け～動作確認まで**になります。 
 
・[Raspberry Pi 4 組み立て](#anchor1) 
・[BME280センサはんだ付け](#anchor2) 
・[LCD 1602Aはんだ付け](#anchor3) 
・[I2C有効化](#anchor4) 
・[ブレッドボードへ配線](#anchor5) 
・[デバイス確認](#anchor6) 
・[動作確認](#anchor7) 
 
<blockquote class="warn">
今回の検証環境は、
<code>LABISTS Raspberry Pi 4 STARTER KIT</code>
<code>Raspbian GNU/Linux 10 (buster)</code>
<code>Python 2.7.16</code>
<code>温湿度気圧センサBME280</code>
<code>LCD 1602A</code>
になります。
</blockquote>

 

<a class="anchor" id="anchor1"></a>

# Raspberry Pi 4 組み立て
LABISTS Raspberry Pi 4 STARTER KIT　を購入しました。 
マニュアル（日本語有り）も入っていますので、基本的には、それを読みながらで特に問題無かったです。 
<img src="https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/raspberrypi4/image1.jpg" alt="" width="400px">
 
ヒートシンクを取り付けます。 
<img src="https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/raspberrypi4/image2.jpg" alt="" width="400px">
 
端子と側面の穴に合わせるようにして、ボードをケースの中に収めます。 
→ここが一番の難所でしたが、ガチャガチャやっている内に、所定位置にぴったり収まりました。穴と端子はズレていなくて、差し込み辛いということも無いです。 
<img src="https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/raspberrypi4/image3.jpg" alt="" width="400px">
 
ボードが入ったら、ネジ締めして、ファンを取り付けて完成です。ネジ穴は、ズレていることは無く、ぴったりでした。 
 
・電源ケーブル 
・HDMI - モニター 
を接続して、電源投入、特に迷うことなく、初期設定完了です。 
<img src="https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/raspberrypi4/install.jpg" alt="" width="400px">
 
今回は、Wifiで通信を行い、IPアドレスは、DHCPで取得して、初期起動時からインターネットに繋がる環境でした。SSHを有効にして、SSH接続できました。 
初期ユーザーは、`pi`で今回最初にパスワードを入力する画面がありましたので、パスワードはそこで決まりました。その画面が無かった場合、 
ユーザー名：`pi` 
パスワード：`raspberry` 
です。 
 
固定IPアドレスの設定、SSH接続については、以下を参照してください。 
「<a href="https://itc-engineering-blog.netlify.app/blogs/dl9sesmgga3" target="_blank">Raspberry Pi OSをVMware-workstation-16.1.1にインストール</a>」

 

<a class="anchor" id="anchor2"></a>

# BME280センサはんだ付け
BME280センサとピンヘッダ（足）をはんだ付けします。 
BME280センサ本体とピンヘッダが既にはんだ付けされているのもあるみたいですが、今回は、別々になっていましたので、はんだ付けしました。 
<img src="https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/raspberrypi4/image4.jpg" alt="" width="400px">
 

<blockquote class="warn">
【 BME280とBMP280について 】
最初、BME280 と書いてある商品を購入したら、BMP280 が送られてきました。（EとPの違いです。）BME280 は正方形、BMP280 はやや長方形気味ですので、見た目で分かります。
 
BMP280の方
<img src="https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/raspberrypi4/image5.jpg" alt="" width="400px" style="margin-right: 10px">
BMPの方は気圧計機能が有りません。
 
BME280の方
<img src="https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/raspberrypi4/image6.jpg" alt="" width="400px" style="margin-right: 10px">
</blockquote>

 

<a class="anchor" id="anchor3"></a>

# LCD 1602Aはんだ付け
LCD 1602AとI2Cシリアルインターフェイスボードをはんだ付けで接続します。 
ググると、LCDの裏側に付けている画像がたくさん出てきますが、向きを間違えなければ、どちらでも良いです。
<img src="https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/raspberrypi4/image7.jpg" alt="" width="400px">
 
<img src="https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/raspberrypi4/image8.jpg" alt="" width="400px">
 
<blockquote class="info">
【I2C】
デバイス間の通信方式の名前です。ここでは、詳細な説明は省略します。
</blockquote>

 

<a class="anchor" id="anchor4"></a>

# I2C有効化
ラズパイ側でI2Cを有効化しておきます。 
 
「設定」→「Raspberry Pi の設定」をクリックします。
<img src="https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/raspberrypi4/image9.png" alt="" width="600px">
 
「インターフェイス」タブの「I2C」「有効」にチェックを入れて、「OK」をクリックします。
<img src="https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/raspberrypi4/image10.png" alt="" width="600px">
 

 

<a class="anchor" id="anchor5"></a>

# ブレッドボードへ配線
## ラズパイ - ブレッドボード
GPIOケーブルでラズパイ側GPIO端子と繋いでGPIO Extension Boardをブレッドボードに取り付けます。 
<img src="https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/raspberrypi4/image11.jpg" alt="" width="400px">
 
<blockquote class="warn">
各端子、割と奥まで入ります。GPIOケーブルの取り付けが緩くて、センサのデータ取得が不安定になることがありました。
</blockquote>
 
<blockquote class="warn">
GPIO Extension Boardは、単純に各ピンの役割が分かりやすくなるだけで、必須ではありません。
</blockquote>

 

## GPIO - BME280

| GPIO | BME280 |
| ---- | ---- |
| 3V3(3.3V電源) | VIN |
| GND | GND |
| SCL1 | SCL |
| SDA1 | SDA |
 
 
とジャンパーワイヤを繋げます。※今回は単純な配線のため、ジャンパーワイヤの色は適当です。 
 
<img src="https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/raspberrypi4/image12.jpg" alt="" width="400px">
 

 

## GPIO - 1602A

| GPIO | 1602A(I2C) |
| ---- | ---- |
| GND | GND |
| VCC | 5V0(5.0V電源) |
| SDA1 | SDA |
| SCL1 | SCL |
 
 
とジャンパーワイヤを繋げます。 
 
<img src="https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/raspberrypi4/image13.jpg" alt="" width="500px">
 

<blockquote class="info">
SDA1とSCL1は、BME280にもつながっている形になります。I2Cは、デバイスの番号で信号を識別するため、このような配線が可能です。
</blockquote>

 

<a class="anchor" id="anchor6"></a>

# デバイス確認
SSHで接続して、i2cdetectコマンドを入力します。 

```sh
$ i2cdetect -y 1
 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 a b c d e f
00: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
10: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
20: -- -- -- -- -- -- -- 27 -- -- -- -- -- -- -- --
30: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
40: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
50: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
60: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
70: -- -- -- -- -- -- 76 --
```

27(16進数で0x27)が LCD 1602A 、76(16進数で0x76)が BME280 です。 
とりあえずは、認識されています。 

<blockquote class="info">
【i2cdetectのオプション】
-y ： <code>Continue? [Y/n]</code>と聞かれなくなるオプションです。
1 ： I2Cバス番号です。0か1で、ラズパイによっては、0のこともあるようですが、通常は、1のようです。
</blockquote>

 

載っているセンサチップが本当にBME280かどうか念のため確認します。

```sh
$ i2cget -y 1 0x76 0xd0
0x60
```

 

0x60 のため、問題ありません。 
`i2cget -y 1 0x76 0xd0` を実行して表示される値が 
0x58 : BMP280 
0x60 : BME280 
0x61 : BME680 
です。 
なぜ分かるかと言うと、データシートを見ると分かります。 
第一引数：`i2cdetect`で確認したデバイス番号→0x76 
第二引数：データシート "ID・レジスター" のアドレス→0xd0 
結果：01100000（２進数）→0x60（１６進数） 
<img src="https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/raspberrypi4/image14.png" alt="" width="600px">

 

<a class="anchor" id="anchor7"></a>

# 動作確認
## BME280動作確認/C言語
こちらのソースコード `bme280-sample-master.zip` を設置します。 
↓ 
<a href="https://github.com/kwgt/bme280-sample" target="_blank">kwgt/bme280-sample(GitHub)</a>

```sh
$ unzip bme280-sample-master.zip
$ cd bme280-sample-master
$ make
cc -O2 -Wall -c -o main.o main.c
cc -O2 -Wall -c -o i2c.o i2c.c
cc -o test main.o i2c.o -lpthread
$ ./test
26.990000 45.737305 1006.980000
27.190000 45.757812 1006.960000
27.230000 45.594727 1007.050000
→CTRL+C
```

 

温度、湿度、気圧の順にそれらしい値が出力されています。 
⇒ＯＫです。

 

## BME280動作確認/Python
こちらのソースコード `bme280_sample.py` を設置します。 
↓ 
<a href="https://github.com/SWITCHSCIENCE/samplecodes/tree/master/BME280/Python27" target="_blank">SWITCHSCIENCE/samplecodes/BME280/Python27(GitHub)</a>

```sh
$ pip install smbus2
$ python bme280_sample.py
temp : 27.44 ℃
pressure : 1007.25 hPa
hum : 39.71 ％
```

 

⇒ＯＫです。

 

<blockquote class="warn">
何もしていない状態で <code>python bme280_sample.py</code> とすると、以下のようにエラーになるため、<code>pip install smbus2</code>が必要です。
↓
</blockquote>

```sh
$ python bme280_sample.py
Traceback (most recent call last):
 File "bme280_sample.py", line 3, in <module>
 from smbus2 import SMBus
ImportError: No module named smbus2
```

 

## 1602A動作確認/C言語
こちらのソースコード `code.zip` を設置します。 
↓ 
<a href="https://github.com/WayinTop/C-Python-Java-JP" target="_blank">WayinTop/C-Python-Java-JP(GitHub)</a> 

```sh
$ unzip code.zip
$ cd code/C/21.LCD1602
$ sudo gcc LCD1602.c -o LCD1602 -lwiringPi -lwiringPiDev
$ ./LCD1602
CPU's temperature : 54.53
Thu Jun 24 11:20:54 2021

CPU's temperature : 55.02
Thu Jun 24 11:20:55 2021
→CTRL+C
```

<img src="https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/raspberrypi4/lcd1.gif" alt=""> 
 

LCDに端末と同じ値が表示されています。 
⇒ＯＫです。 

<blockquote class="warn">
最初、特にエラーが無いのに映らなくて、可変抵抗器をドライバで回す必要がありました。
<img src="https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/raspberrypi4/lcd2.gif" alt="">
</blockquote>

 

## 1602A動作確認/Python
Pyhonのプログラムも動かしてみます。（上の続き） 

```sh
$ cd ../../python/21.LCD1602/
$ python LCD1602.py
starting ...
→CTRL+C
```

<img src="https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/raspberrypi4/lcd3.gif" alt=""> 
 

⇒ＯＫです。

 

できました！

 

続きはこちらです。 
↓ 
・<a href="https://itc-engineering-blog.netlify.app/blogs/83krb8517u" target="_blank">BME280で取得した温湿度気圧をWeb画面に表示する(wiringpi-php8使用)</a>

ラズベリーパイとセンサーを組み合わせて温度、湿度、気圧のデータを取得しWeb画面にグラフを表示するシステムを構築しました。 いわゆる IoT です。 ・Raspberry Pi 4に温湿度気圧センサBME280を取り付けてデータをLCD 1602Aに表示する ・BME280で取得した温湿度気圧をWeb画面に表示する(wiringpi-php8使用) の２回に分け、今回は、センサーとLCD取り付け～動作確認までになります。 ・Raspberry Pi 4 組み立て ・BME280センサはんだ付け ・LCD 1602Aはんだ付け ・I2C有効化 ・ブレッドボードへ配線 ・デバイス確認 ・動作確認

Raspberry Pi 4に温湿度気圧センサBME280を取り付けてデータをLCD 1602Aに表示する

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# はじめに
git commit コマンドですが、複数行のコメントを指定できます。 
やり方がいろいろありますので、試してみました。

 

各バージョンは、以下の通りです。
```sh
# gitlab-rake gitlab:env:info
GitLab information
Version: 13.11.2
GitLab Shell
Version: 13.17.0
# git --version
git version 2.25.1
```

シェルは、bashで 
`GNU bash, version 5.0.17(1)-release (x86_64-pc-linux-gnu)`
です。 

 

<blockquote class="warn">
本題に入る前に・・・
commitのコメントの２行目は空白にするのが推奨されます。（今回も全て空白にして試しました。）
理由は、コミットメッセージの最初の空白行までのテキストはコミットタイトルとして扱われ、空白行が無いと、ずっとタイトルだと思われるからのようです。
<a href="https://git-scm.com/docs/git-commit#_discussion" target="_blank">（情報元）</a>
</blockquote>

 

# オプション無しでcommit
オプション無しでcommitするだけになります。

```sh
# git commit
```

<blockquote class="info">
OSの設定によるのですが、標準のエディタで編集します。
</blockquote>

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/gitlab_commit/editor.png)

 

```sh
# git log -1
commit [commit ID]
Author: [Author名] <[Authorメールアドレス]>
Date: [タイムスタンプ]

 １行目

 ３行目
 ４行目
 ５行目
```

複数行コメント付きでコミットされています。

<blockquote class="info">
オプションの -1 は直近のcommit情報を見るという意味です。
</blockquote>

 

GitLabで見ても複数行コメント付きでコミットされています。

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/gitlab_commit/GitLab1.png)

 

# git commit -m その１
-mを行数分指定します。

```sh
# git commit -m "１行目" -m "" -m "３行目" -m "４行目" -m "５行目"
```

 

```sh
# git log -1
commit [commit ID]
Author: [Author名] <[Authorメールアドレス]>
Date: [タイムスタンプ]

 １行目

 ３行目

 ４行目

 ５行目
```

空白行ができました。 

 

GitLabで見ても空白行があるようです。 

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/gitlab_commit/GitLab2.png)

 

# git commit -m その２

複数行コピーして、teratermに貼り付けます。 
※git commit -m "<エンター>→１行目<エンター>・・・のように１行ずつ打ち込んでいっても同じです。

```sh
# git commit -m "
１行目

３行目
４行目
５行目
"
```

 

```sh
# git log -1
commit [commit ID]
Author: [Author名] <[Authorメールアドレス]>
Date: [タイムスタンプ]

 １行目

 ３行目
 ４行目
 ５行目
```

複数行コメント付きでコミットされています。

 

GitLabで見ても複数行コメント付きでコミットされています。

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/gitlab_commit/GitLab1.png)

 

# git commit -m その３

$'...\n...\n...'を使います。

<blockquote class="warn">
bashのみでしか確認していません。
</blockquote>

```sh
# git commit -m $'１行目\n\n３行目\n４行目\n５行目'
```

 

```sh
# git log -1
commit [commit ID]
Author: [Author名] <[Authorメールアドレス]>
Date: [タイムスタンプ]

 １行目

 ３行目
 ４行目
 ５行目
```

複数行コメント付きでコミットされています。

 

GitLabで見ても複数行コメント付きでコミットされています。

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/gitlab_commit/GitLab1.png)

 

# git commit -F その１
-Fオプションでヒアドキュメントの出力(マイナス記号の部分)を受け取ります。

```sh
# git commit -F- << EOM
１行目

３行目
４行目
５行目
EOM
```

 

--file= を使った以下でも全く同じ意味です。

```sh
# git commit --file=- << EOM
１行目

３行目
４行目
５行目
EOM
```

 

```sh
# git log -1
commit [commit ID]
Author: [Author名] <[Authorメールアドレス]>
Date: [タイムスタンプ]

 １行目

 ３行目
 ４行目
 ５行目
```

複数行コメント付きでコミットされています。

 

GitLabで見ても複数行コメント付きでコミットされています。

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/gitlab_commit/GitLab1.png)

 

# git commit -F その２
-Fオプションでファイルを指定します。

以下の内容のcommit.txtを作成
```sh
１行目

３行目
４行目
５行目
```
↓
```sh
# git commit -F commit.txt
```

 

--file= を使った以下でも全く同じ意味です。

```sh
# git commit --file=commit.txt
```

 

```sh
# git log -1
commit [commit ID]
Author: [Author名] <[Authorメールアドレス]>
Date: [タイムスタンプ]

 １行目

 ３行目
 ４行目
 ５行目
```

複数行コメント付きでコミットされています。

 

GitLabで見ても複数行コメント付きでコミットされています。

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/gitlab_commit/GitLab1.png)

git commit コマンドですが、複数行のコメントを指定できます。 やり方がいろいろありますので、試してみました。 各バージョンは、以下の通りです。 # gitlab-rake gitlab:env:info GitLab information Version:        13.11.2 GitLab Shell Version:        13.17.0 # git --version git version 2.25.1 シェルは、bashで GNU bash, version 5.0.17(1)-release (x86_64-pc-linux-gnu) です。 本題に入る前に・・・ commitのコメントの２行目は空白にするのが推奨されます。（今回も全て空白にして試しました。）

GitLab git commit 複数行コメントのやり方いろいろ

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Microsoft Power Apps で登場する 関数の意味、構文、使い方をまとめました。コントロール名の命名規則、型についてもまとめました。

Power Apps 向けの Power Fx 関数 まとめ

# はじめに
CentOS-8.3 にインストールした Rocket.Chat-3.13.3 を少し使ってみました。少し使ってみただけで、マニュアルとかではありません。 
Webブラウザの画面は、全てMicrosoft Edgeブラウザを使用しています。 

 

# 初回管理者登録
 
## 管理者情報
 
管理者の名前、ユーザー名、メールアドレス、パスワードを入力します。 
この画面で一番に登録した人が管理者です。 
名前：表示名 
ユーザー名：アカウントID 
の関係です。

<blockquote class="warn">
ユーザー名は半角文字(英数字・ドット・マイナス)だけ使用可能です。
</blockquote>

 

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image1.png) 

 

## 組織情報

自社で使う分には、入力内容は何でも良いと思います。 

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image2.png) 

 

## サーバー情報

「電子メールを介した2ファクタ認証の新規ユーザーの自動選択」ですが、英語では、「Auto opt in new users for Two Factor via Email」でして、プロフィール関連のアクション（メールの変更、パスワードの変更、アバターの変更）でメールを使用して、2FA（二要素認証）が求められるようです。 

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image3.png) 

 

## サーバーを登録する

今回、（メール送信以外）インターネットとは無関係で運用したいので、「次を自分で実施し、スタンドアローン利用する」にします。 

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image4.png) 

 

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image5.png) 

 

## ワークスペースを開く

「ワークスペースを開く」をクリックします。 

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image6.png) 

 

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image7.png) 

 

# ユーザー登録

## ユーザー登録方法１

管理者以外でアクセスすると、このような画面になりますので、「新しいアカウントを登録」にて、アカウント登録できます。 

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image8.png) 

 

ここで入力するのは、名前です。

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image9.png) 

 

ユーザー名を入力します。 

<blockquote class="warn">
ユーザー名は半角文字(英数字・ドット・マイナス)だけ使用可能です。
</blockquote>

※ユーザー名「太郎」とエラーにしています。 
↓
![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image10.png) 

 

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image11.png) 

 

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image12.png) 

 

## ユーザー登録方法２

管理者でログインします。

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image13.png) 

 

アカウントのアイコンのところをクリックして、「管理」をクリックします。 

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image14.png) 

 

「ユーザー」をクリックします。 

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image15.png) 

 

「+ New」をクリックします。 

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image16.png) 

 

「ユーザーを追加」部分に新規アカウント情報を入力します。 

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image17.png) 

 

<blockquote class="warn">
「パスワードの変更を要求」の部分は、初回ログイン時にパスワードの変更を強制するかどうかです。今回は、有効にします。
</blockquote>

 

「保存」をクリックします。 
※「バイオ」と書いてある部分は、バイオグラフィーの事です。

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image18.png) 

 

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image19.png) 

 

## 追加したユーザーでログイン

ユーザー名（半角英数）、パスワードでログインします。

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image20.png) 

 

パスワードを変更します。

<blockquote class="warn">
「パスワードの変更を要求」を有効にした場合です。
</blockquote>

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image21.png) 

 

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image23.png) 

 

# 新しいチャンネルを作成

チャンネルを追加します。

<blockquote class="info">
「チャンネル」は、"トークルーム"と同じ意味です。「ルーム」や「Room」と書かれている場合もあります。
</blockquote>

「新しいチャンネルを作成」アイコンをクリックします。

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image24.png) 

 

「チャンネル」をクリックします。

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image25.png) 

 

必要事項入力、設定後、「作成」をクリックします。

<blockquote class="info">
「暗号化」は、おろらく開発中のため、有効化できませんでした。
今回、「プライベート」を有効にしたため、招待を受けた人しかトークに参加できません。「Add Members」に入れておけば、招待せずに参加者となります。後で招待することもできます。
</blockquote>

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image26.png) 

 

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image27.png) 

 

# メッセージ入力

## 基本

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image28.png) 

 

画面下の入力欄にメッセージを入れて送信ボタン（入力欄の右のボタン）を押すと入力したメッセージが反映されます。

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image29.png) 

 

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image30.png) 

## 文字修飾

一番下の 「B」アイコンをクリックして、文字を入力すると、太字になります。
\*は、自分で入力しても良いです。
ただし、\*[スペース]太字[スペース]\* のようにするのは、ＮＧです。

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image31.png) 


その他、「B」の右隣から 
\_斜体\_ 
 
\~取り消し線\~ 
 
\`インラインコード\` 
 
\`\`\` 
マルチラインコード 
\`\`\` 
 
になります。 

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image40.png) 

<blockquote class="info">
KaTeX（数式表示）も対応しているようで、
<a href="https://katex.org/docs/supported.html" target="_blank">https://katex.org/docs/supported.html</a> のサンプルを元に記述します。
ただ、サンプルに <pre><code>\tilde{a}</code></pre> とある場合、\[ \] で囲んで、<pre><code>\[\tilde{a}\]</code></pre> としないといけませんでした。
また、複数行の場合、１行にしないといけませんでした。
<pre><code>\begin{matrix}
 a & b \\
 c & d
\end{matrix}</code></pre>
↓
<pre><code>\[\begin{matrix} a & b \\ c & d \end{matrix}\]</code></pre>
※改行は、CTRL+エンター、または、SHIFT+エンターですが、&lt;br&gt;と表示されてしまいます。
</blockquote>

<blockquote class="warn">
[URLリンク](https://itccorporation.jp/)などのMarkDown記法もできましたが、ヘッダー（# title）は、初期状態の場合、そのまま「# title」と表示されて、Markdownと認識させるために　管理→メッセージ→Markdown→「ヘッダーを有効にする」　の有効化が必要でした。</a> 
</blockquote>

 

## メンション機能

メッセージ欄に @ユーザ名 をつけると、対象のユーザにメッセージが来たことをメール等でおしらせする事ができます。※これを メンション 機能といいます。

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image41.png) 

 

ユーザ名 メッセージ の表示になります。

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image42.png) 

 

## 引用
 
メッセージを選択して、「引用」アイコンをクリックすると、新規メッセージの下に引用されたメッセージが表示されます。

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image43.png) 

 

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image44.png) 
 

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image45.png) 

 

## スレッド
 
メッセージを選択して、「スレッドで返信」アイコンをクリックすると、そのメッセージ関して、スレッドを作成して、議論できます。（そのメッセージに関するやり取りが起点メッセージのところでまとめられます。）

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image46.png) 

 

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image47.png) 

 

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image48.png) 

 

## ファイル送信
 
メッセージ入力欄の＋マークを選択します。

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image53.png) 

 

ファイルを追加する から コンピューター　を選択します。

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image57.png) 

 

ファイルを選択します。

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image54.png) 

 

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image58.png) 

 

メッセージの下にファイル名、画像（.gif, .png, .jpg）の場合は、画像がそのまま表示されます。

<blockquote class="info">
.bmpは通常ファイル扱い。.svgは、エラーになりました。</a> 
</blockquote>

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image55.png) 

 

画像をクリックすると、拡大表示されます。

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image60.png) 

 

ファイル名の横にある、下矢印のアイコンを選択すると、ファイルのダウンロードが行えます。

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image59.png) 

 

# アプリ

## Windows アプリ

<a href="https://github.com/RocketChat/Rocket.Chat.Electron/releases/" target="_blank">https://github.com/RocketChat/Rocket.Chat.Electron/releases/</a> から rocketchat-setup-3.1.1.exe をダウンロードしてインストールしてみました。 

 

最初にサーバーURLを入力します。

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image61.png) 

 

メールアドレスまたはユーザー名、パスワードを入力してログインします。

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image62.png) 

 

ログインできました。左側のアイコンは、サーバーが選択できるようです。（サーバーは上のファイルメニューで追加できます。）その他、上のメニュー以外ブラウザ画面とほぼ同一のインターフェイスのようです。

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image63.png) 

 

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image64.png) 

 

アプリ版は、OSの通知がありました。

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/image65.png) 

 

## Android アプリ

ようこその画面が正しく表示されないようでした。（日本語の取得に失敗している？） 
※バージョンは、4.16.1.23831 です。

 

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/Android01.png) 

 

構わず、青いボタンで先に進めると、また正しく表示されませんが、エラーメッセージから推測して、Rocket.ChatサーバーのURLを入力しました。

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/Android02.png) 

 

エラーになり、先に進めず、今回は断念しました。

<blockquote class="warn">
エラー内容によると、http:// だからのようです。https:// にする必要があります。</a> 
</blockquote>

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/Android03.png) 

 

## iOS アプリ

Android版同様、ようこその画面が正しく表示されないようでした。（日本語の取得に失敗している？） 
※バージョンは、4.16.1.23838 です。

 

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/iOS01.png) 

 

構わず、青いボタンで先に進めると、また正しく表示されませんが、エラーメッセージから推測して、Rocket.ChatサーバーのURLを入力しました。

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/iOS02.png) 

 

ログイン画面まで進んでログインできました。

<blockquote class="info">
最初「ログイン」ボタンが反応しなかったのですが、もう一度起動したら反応しました。</a> 
</blockquote>

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/iOS03.png) 

 

通知機能が使えて、特に問題無さそうでした。

![](https://res.cloudinary.com/dt8zu6zzd/image/upload/blog/using_rocketchat/iOS04.png)

CentOS-8.3 にインストールした Rocket.Chat-3.13.3 を少し使ってみました。少し使ってみただけで、マニュアルとかではありません。 Webブラウザの画面は、全てMicrosoft Edgeブラウザを使用しています。 初回管理者登録 管理者情報 管理者の名前、ユーザー名、メールアドレス、パスワードを入力します。 この画面で一番に登録した人が管理者です。 名前：表示名 ユーザー名：アカウントID の関係です。 ユーザー名は半角文字(英数字・ドット・マイナス)だけ使用可能です。 組織情報 自社で使う分には、入力内容は何でも良いと思います。

Rocket.Chatを使ってみた

SDDL形式(Security Descriptor Definition Language)のテキストファイルを作成するphpプログラムを作成し、大量のアクセス権を高速で付与することに成功しました。

icaclsとSDDLファイルを使って大量のアクセス権を高速で付与

WindowsのAD(Active Directory)は、LDAPのように、ツリー構造のデータベースで管理されています。そのため、OpenLDAPのldapsearchコマンドで中身を見られます。ldapsearch以外にもいろいろな方法で中身を見てみました。

[関連技術で絞り込み結果]